「ゲートボール」が生まれたところ

HOKKAIDO●1998.2


ゲートボール

遊び方

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鈴木和伸氏写真

お年寄りのスポーツというイメージが強いゲートボール。実は子供のためにつくられたということと、北海道から生まれたことは、ほとんど知られていません。

ゲートボールは第二次世界大戦の直後、北海道芽室町でパン工場を経営していた鈴木和伸氏の考案で、生まれました。

極端なモノ不足の時代、北海道各地をパンの営業で移動する中、道具もなく外で遊べない子供たちの姿を見て心をいためていた創始者鈴木和伸氏が、札幌で戦後処理の任務に就いていた時に見た、進駐軍が行っていた「クロッケー」というゲームを参考にして考案したものです。

鈴木氏の手紙

道具は旭川でつくられ、芽室町のパン工場の空き地では、ゲームのやり方と規則書つくりに試行錯誤をくりかえす創始者の姿が見られました。

その後鈴木氏は北海道をはなれますが、自らの普及活動に加え、各種組織が設立され、現在、日本各地で目にすることができる状態にいたっています。

創始者の死後、北海道芽室町で室内ゲートボール場がつくられたという新聞記事を遺族が目にし、芽室町長にあて、「ゲートボールが考案された場所は芽室町」という、当時をしのぶ手紙が送られました。

現在の芽室町東4条1丁目付近の窪地が、日本中で楽しまれているスポーツ「ゲートボール」が誕生した場所なのです。